ANA Xは10月20日、「ANAマイレージクラブアプリ」の大幅なリニューアルを行った。ANAサービス利用の入り口となるゲートアプリを立ち上げ。スーパーアプリ構想を本格始動する。同社の轟木一博社長は「航空一本足打法から、非航空事業に取り組み、リスクに強い環境を作る。ANA Xは非航空の中核を担っていく。『マイルで生活できる世界』を実現する」と話す。
同社は、ANAグループ内の非航空事業の中核を担う会社として、昨年4月に始動。昨年7月には「ANAでんき」、同12月にはすべての移動に対してマイルやクーポンなどに交換できるポイントがたまる「ANA Pocket」、今年はアンケートに答えるとマイルに交換できるポイントがたまる「ANAリサーチ」などのサービスを展開してきた。
ANAマイレージクラブアプリは、日常生活でのANAグループの各種サービスへとつながる機能を実装。「ANAアプリ」「ANA Pocket」などがミニアプリとして集結する。顧客の利用頻度が高い「特典航空券予約」「ホテル予約」が加わる。また、検索しなくても、現在地や嗜好に応じておすすめスポットを提案したり、現在地付近のANA Payが使える、マイルがたまるスポットを案内する機能を搭載するほか、マイルなどのポイント管理機能の画面をシンプルで見やすくリニューアルした。
会員向け記事です。