ANAセールスは15日、国内募集型企画旅行「ANAスカイホリデー」の07年度上期(4~9月)商品を発売した。団塊世代の取り込みを図るため従来の商品体系を見直し、新たに3つの旅のスタイルを提案した。これにより、前年度比8%増の115万人の取り扱いを目指す。
まず、「感動、案内人」をテーマした個人型ガイド付きの旅では「2人からのお客さまごとに1人の、地元をよく知るご当地ガイドを付ける」ことで、満足感を高める。設定数は全31コース。
宿泊施設にもこだわりを持つ団塊世代に向け、出発日、フライト、ホテルが選べるプラン「私らしく、一度は泊まりたい宿」を打ち出した。「風呂自慢」「名門老舗」「美食堪能」など特徴のある宿泊施設を部門別に95施設を紹介している。
3つ目は「ANA&CRUISE」で、大型高級客船「飛鳥II」や「にっぽん丸」のショートクルーズをANA便と組み合わせた。
方面別目標は、北海道21万3千人(10%増)、東北・北陸5万8千人(4%増)、関東・甲信越28万5千人(5%増)、関西・中四国・12万3千人(5%増)、九州・10万7千人(2%増)、沖縄19万4千人(5%増)。