ANA Xは3月3日、アポロ(東京都渋谷区)とデータベースマーケティングの新会社「Orbitics(オービティクス)」を設立した。4月1日から営業を開始。データアナリティクスによる顧客への提供価値の拡大、ANAグループのデータ分析、ソリューション開発業務の提供を図る。
社名は、Orbit(天体や人工衛星などの回る軌道)とAnalytics(分析、解析)を組み合わせて命名。「ANAグループやクライアントが目指す幅広い事業ゴールに向かい、その軌道を正確に捉え、データアナリティクスによって到達させる企業」という存在意義、また「自身が描く会社の将来を見据え、着実に明るい未来に向かい成長し続ける企業でありたい」という意思を込めている。
同社は、アポロが持つデータアナリティクス、AI開発・ビジネス活用などにおける幅広い知見を取り込み、戦略的かつ機動的なデータベースマーケティングを実践するとともに、ANAグループでのデータサイエンティストとして、専門的な人材の育成に取り組む。
出資比率は、ANA Xが70%、アポロが30%。代表者には、全日本空輸(ANA)デジタル変革室イノベーション推進部データデザインチームリーダーの板橋直樹氏が就任。
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