全日本ホテル連盟(ANHA)が発表した会員ホテルの3月の全国平均客室利用率は84.0%で、前年同月比0.1ポイント減となった。
3月について、「全国旅行支援の開催期間であった昨年度を下回る結果となったものの、全国的には月の後半から春休みのレジャー需要、スポーツ団体の獲得、社員研修関係の宿泊に加え、阪神地域では甲子園・選抜高校野球の宿泊需要が稼働を押し上げた」とANHA。
エリア別では、「北陸エリアは、北陸新幹線延伸開業、北陸応援割の影響により85.9%と前年同月を2.6ポイント上回る結果となった。関東、近畿エリアでは前月に引き続きインバウンド需要が高く、特に東京都は89.8%と高稼働だった」と分析している。
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