ASEAN(東南アジア諸国連合)プラス3(日中韓)観光相会合が19日にカンボジア・シアヌークビルでオンライン参加を含むハイブリッド形式で開催された。日本からは、渡辺猛之国土交通副大臣がオンラインで参加した。採択した共同声明では、コロナ禍からの観光回復に向けた国際的な相互協力が確認された。
参加国はASEAN10 カ国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)と日本、中国、韓国。コロナ下で各国が実施してきた施策を共有するとともに、観光復興への協力を確認した。
渡辺国交副大臣は、今後の国際交流の再開に向けた受け入れ環境整備、持続可能な観光の推進など日本の観光施策のほか、日本アセアンセンターによる人材育成支援などASEAN各国との交流拡大に向けた取り組みを紹介した。
各国に向けて発表を行う渡辺副大臣
各国代表との大臣会合の様子