草津温泉の高台に建つホテル櫻井は6階建の『本客殿』と16階建『新客殿』からなり、そのスケールと行き届いた施設やサービスで日本一の温泉を楽しみに訪れる客を迎えている。高山植物が咲き、野鳥や小動物が息づく約1万坪もの自然庭園を抱く威風堂々とした外観は客殿そのものだ。大型バスが発着するエントランスを入るとそこはフロントのある2階フロアで、絢爛豪華な彩りに包まれる。2018年3月にはロビーの絨毯がリニューアルされ、その彩りがさらにゴージャスさを増している。
本館メインロビー側には庭園を眺めるラウンジ、和食処、レストラン、クラブ、夜食処、売店、コンベンションホールなど個客から大型団体まで多様なニーズに応える施設が揃う。中でもフロア中央のお祭り広場には草津温泉の象徴である湯畑が再現され、毎夜「湯もみショー」が繰り広げられている。館内に響き渡るのは迫力の櫻太鼓。宿泊客の歓声を誘い、温泉気分を一気に盛り上げる。
ホテルの温泉は草津を代表する「万代鉱源泉」「西の河原源泉」「わたの湯源泉」の加水なし100%の源泉掛け流し。男子大浴場『白根』と女子大浴場『吾妻』にあふれているのが万代鉱と西の河原の混合泉で硫黄臭がほとんどない無色透明の湯が光を受けて青く輝く。驚くのが白根の広さで、草津最大級、長さ約30メートルにも及ぶ。町営の熱の湯や御座之湯では味わえない空間の広がりが人気を呼ぶ。併設されている岩造りの露天風呂には軟らかな肌ざわりの白濁湯、わたの湯源泉が満たされている。1日20組限定のプレミアムな別湯『りんどう』『しゃくなげ』も用意され、滝見の湯のひとときを情緒豊かに演出している。大浴場をはじめどの風呂も一晩中入浴できるのが嬉しい。
客室は大型収容を叶えるホテルだけに多彩なタイプが揃う。全室が和風情緒に満ちた格調高い空間だ。本客殿には3名から7名まで泊まれるゆとりの広さの和室や全室禁煙の露天風呂付客室を備えているが、6階に新たに『コンフォート和洋室』4室が誕生し、モダンな雰囲気での滞在も選択肢に加えた。新客殿は全室が数寄屋造りで、日本の伝統や美意識を感じながら過ごせる「本物志向」の空間だ。室礼が施された室内の奥ゆかしさ、静けさに包まれて眺める景色もすばらしい。高層階には貴賓室。茶室国宝である「妙喜庵」の写しを配し、露地と美しく調和を図った格調高い佇まいが憩う人を雅なひとときへと誘っている。
食事は会席料理またはバイキングを楽しむ。会席料理は鮮度にもこだわった旬の食材の美味饗宴。上州牛やブランド虹鱒「鱒太郎」、浅間酒造の豆腐など地元の美味も豊富だ。バイキングは料理人がその場で調理した揚げたての天ぷらや舞茸などの山菜、嬬恋キャベツをはじめとする高原野菜、海の幸など常時100種類以上の料理が並ぶ。草津の名湯をひときわ印象深く彩るくつろぎは、そのスケールとグレード感において例を見ない。
当館の朝食は自慢のオムレツや卵焼き、特製カレーなど常時70種類のメニューのバイキングをお楽しみいただけます。一番人気は焼きたてのフレンチトースト。蜂の巣をそのままカッティングした栄養たっぷりのコームハニーや焼きたてパン、お粥とお赤飯などもおすすめです。
住所:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町465-4
交通:【電車】JR吾妻線長野原草津口駅下車 【バス】JR長野原草津口駅から草津温泉行き、草津温泉バスターミナル下車、徒歩約3分
【自動車】関越自動車道渋川・伊香保ICから国道145 号線、約50km 【駐車場】乗用車500台・大型60台 【送迎】草津温泉バスターミナルから(到着後電話要)
TEL:0279-88-1111 FAX: 0279-88-2153
URL:http://www.hotel-sakurai.co.jp/
◆建物/鉄筋16 階建(一部6階建) ◆客室/全179室(内、28 室はツインベッド) ◆バス・トイレ付173 室 ◆食事/夕食・朝食:料金とセット ◆食事場所/夕食:料亭(14室)・レストラン(3室) ◆館内施設/宴会場(34室、8~500人)、コンベンションホール(4室、50~200人)、料亭、レストラン、カラオケスナック(16室)、クラブ、ダーツ、麺どころ、喫茶、ゲーム、売店 ◆料金/12,750円~84,150円(税込) ◆チェックイン15:00、チェックアウト10:00 ◆Wi-Fi使用可/全館・ロビー・客室・その他