ベストセレクション

昨年創業60周年を迎えた稲取銀水荘。歳月に培われてきたおもてなしの心は今日も変わることがなくお客様の至福の時間を包み込む。近年、深化を見せているのが客室空間だ。客室はすべてオーシャンビュー。入室した途端に開ける相模湾一望の景色はそれだけでも感動的だが、至上のくつろぎを叶える特別空間が続々と誕生している。人気を集めているのが、源泉あふれる展望露天風呂付で海の大パノラマが楽しめるエグゼクティブフロア『銀の栞』。最上階10階に位置する禁煙スイート３室はフロア専用キーが用意されたユニバーサルデザイン仕様の超ワイド空間で、部屋で特別料理が味わえる。引き続いて９階に誕生した禁煙スイートは趣が異なる５タイプ。リビングをくつろぎの中心としてモダンな雰囲気が楽しめる。

昨年冬に加えたのが６階のおもてなしスイート７タイプだ。もちろん源泉の展望風呂付で、内５タイプはプライバシーに配慮して和室と洋室それぞれにツインベッドを備えている。眺望と空間のゆとりはエグゼクティブフロアにも引けをとらない。同じく６階にあるのがラグジュアリーな新施設、展望ラウンジとダイニングだ。『濤の音（なみのね）』は圧倒的な海の絶景を眺めるラウンジ。ダイニング『銀の海』は夜は伝統に則り、こだわりの味をひと品ずつ味わう会席を、朝は新鮮バイキングを堪能できる。調理長こだわりの前菜や金目鯛の煮付は変わらぬ美味しさで評判を呼ぶ。食事前後や早朝には自家源泉で満たされた大浴場や湯続きの露天風呂へ。夕映えの海や伊豆諸島などの眺めも満喫できる。日本とタイ、中国の伝統技術を融合したボディケアやエステでリフレッシュするのもいい。いつ訪れても海に魅せられる休日がここにある。