
(前列左から)横山氏、八木澤氏、石井常務、岡田氏、小林氏。授与式には、ゲストとして女優の藤原紀子さん(後列右)、橋本マナミさん(後列左)、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さん(後列中央)、温泉ビューティ研究家・トラベルジャーナリストの石井宏子さん(後列中央左)も駆け付けた
通信事業を手掛けるBIGLOBEはこのほど、「第16回みんなで選ぶ温泉大賞」(以下、温泉大賞)の結果を発表した。17日には表彰状授与式を都内で開催し、「温泉番付」の「温泉地部門」「旅館・ホテル部門」のランキングおよび最優秀の「東西横綱」が発表。温泉地部門には、初回から16年連続で草津温泉が、9年連続で別府温泉郷が選出。旅館・ホテル部門では、「鬼怒川温泉 あさや」が7年連続、「神戸みなと温泉 蓮」が4年連続で選出された。
「みんなで選ぶ温泉大賞」は、今回で16回目。旅行比較サイト・アプリ「BIGLOBE旅行」で昨年12月24日から今年2月13日までの期間中、「今まで訪れた中で一番良かった温泉地、温泉宿、その宿の満足度」の内容で投票を実施し、1万860票が得られた。
表彰部門は、国内を東西に分けてそれぞれ上位30位までのランキングにした「温泉番付」の「温泉地部門」「旅館・ホテル部門」の2種に加え、国内を9エリアに分けた「エリア別ランキング」、旅館・ホテルの食事・部屋の満足度を競うランキングを用意した。
「温泉番付」「エリア別ランキング」の上位、その他ランキングは、同社サイトで公表している(https://travel.biglobe.ne.jp/onsen/award/)。
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17日の授与式では、冒頭、同社の取締役執行役員常務・リアライズ事業本部長の石井隆宏氏が登壇。「(震災などで)被災され、営業再開できていない宿がある。そうした施設を応援する気持ちを持ちながら、日本中の温泉地を盛り上げていきたい」とあいさつした。
授与式には、温泉番付で東西横綱に選出された2温泉地と2旅館ホテルの代表者が登壇。草津温泉観光協会副会長の小林由美氏、別府市東京事務所・所長の岡田菜穂氏、「鬼怒川温泉 あさや」の専務取締役女将・八木澤美和氏、「神戸みなと温泉 蓮」の総支配人・横山秀樹氏が、BIGLOBE石井常務から表彰状とトロフィーを受け取った。
草津温泉観光協会の小林氏は、宿泊先としての魅力を高めるため「夜のライトアップなどの観光街づくりに注力している」とコメント。今後はハード面のみならずソフト面でも魅力向上に努めると意気込んだ。別府市の岡田氏は、昨年で同市が市制100周年を迎えたことに言及。持続可能な国際観光温泉文化都市として、次の100年を見据えた観光誘致事業に取り組んでいることを紹介した。
あさやの八木澤女将は、自館が誇る自家源泉の効能などについて紹介。「温泉は浸かっただけで心の悩みや体の痛みも半分は解決してしまうくらい不思議な力を持っている。ぜひ心を癒やしに、あさやへお越しください」と歓迎のメッセージを贈った。神戸みなと温泉 蓮の横山氏は、神戸市中央区に位置する同ホテルのアクセスの良さをPR。宿泊以外にも、日帰り温泉などの健康増進施設の展開も推進しており、今月21日には「うめきた温泉 蓮 Wellbeing Park」を開業すると強調した。
(前列左から)横山氏、八木澤氏、石井常務、岡田氏、小林氏。授与式には、ゲストとして女優の藤原紀子さん(後列右)、橋本マナミさん(後列左)、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さん(後列中央)、温泉ビューティ研究家・トラベルジャーナリストの石井宏子さん(後列中央左)も駆け付けた