JTB関東は10日、旅行中に排出するCO2を自然エネルギーの購入で相殺する「CO2ゼロ旅行」の国内個人向けバス旅、第2弾を発売した。CO2ゼロ旅行は、団体向けは好評だが、昨年8月に発売の個人向けは催行に至らず。その後、環境意識が高まってきたことから、シリーズ化を見据えて第2弾を打つ。
JTBサン&サンとの共同企画。取手、守谷、土浦、つくばの北関東エリアを発着地として、東京・お台場の人気スポット巡りと房総でのイチゴ狩りを目的とする2コースを設定。日野自動車の東京都環境性能AA評価バスも使用し、旅を楽しみながらエコについて考えるツアーにしている。
昨年4月に発売のCO2ゼロ旅行は、修学旅行や職場旅行などで約1万5千人の申し込み。国内個人向けは、発着地を広げるなどの追加コースを含めて08年度に2千人の取り扱いを目指す。