DMM.com(東京都港区、以下DMM)は14日から、双方向翻訳機「FreeTalk(フリートーク)」=写真=の取り扱いを始めた。
昨今のインバウンド需要増加に伴い、簡単なフレーズのみでは十分なコミュニケーションが難しい場面が増えている。国内に限らず海外旅行先でも、ホテルや飲食店の利用、ショッピングの際の言語に関連するトラブルはつきもので、そういった状況を簡単に改善できるのが、同製品だ。
FreeTalkは、ボタンを押しながら話すだけの簡単操作で、双方向翻訳が可能な翻訳機。タッチパネルを搭載し、自分が話した内容がきちんと認識されているかの確認や、一度やり取りした会話をもう一度聞きたいなどのニーズに応える。
動作にはWi―Fi環境が必要で、クラウド上の複数の翻訳エンジンにアクセスして最適な翻訳結果を取得し、発話する。二つの言語を設定し、ボタンを押しながら話すだけで、翻訳した文章を読み上げる簡単操作も魅力だ。
対応言語は、日本語、英語、韓国語、中国語など38言語で、今後のアップデートで拡張が予定されている。
「言語の拡充や翻訳結果のフィードバックを受けて、改善を進め、さらにはSIM対応の新モデル開発など、ユーザーニーズに応えられるよう製品開発を進めていきたい」と同社。