長野県松本市の奥座敷、美ヶ原温泉に位置する「ホテル翔峰」(95室)がこのほどリニューアルオープンした。同館は現在2期に分けての改装工事を進めている。今回はその第1弾にあたり、最大の売りは「旬彩ダイニング信州」という。
オープンキッチンの目玉、石窯を使った創作和食を信州産の食材をふんだんに使い提供する。
さらに「食事処喜八」も刷新した。
中央館4、5階の客室は、露天風呂付き和洋室として、6階の客室をデラックスツインルームとしてリニューアル。エントランスには黒塀を備え、和の風情を演出した。
併せて、Fujitaka(フジタカコーポレーション、京都市)が提案する喫煙ブース「SMOKE POINT(スモークポイント)」を、東館5、7階の共用スペースに設置。近年の分煙意識の高まりに配慮した。
スモークポイントは、デンマーク生まれのスタイリッシュなデザイン。周囲を開放感ある透明ガラスで囲み、美しいインテリア空間を生み出す。 本体には3種類のフィルターを装備し、吸引したたばこの煙のほとんどに当たる99・95%を除去する。さらに、大容量の吸い殻入れ設置や静音・省エネ設計など性能も高い。移設も簡単にできる。
ラインアップは、全面扉がなく開放感が高い「オープン」、一部がない「セミオープン」、完全に仕切る「ドア」の3種。同館ではセミオープンを採用した。
副統括支配人の雨宮清隆氏は、「スモークポイントは以前から宴会場など2カ所に設置していたが、好評だったため追加導入した。においの漏れもない」と評価する。
この件に関する問い合わせ先は、Fujitaka環境事業部TEL03(5843)4902。