臨時のG20(主要20カ国・地域)観光大臣会合が4月24日、テレビ会合の形式で開かれた。議長国はサウジアラビア。日本からは御法川信英国土交通副大臣、和田政宗国土交通大臣政務官が参加した。新型コロナウイルス感染症の世界的な流行に対して、観光分野の国際的な連携を確認するG20観光大臣宣言を採択した。
G20メンバー国や国際機関などが参加。新型コロナウイルスの観光分野への影響や対応について議論。観光分野での感染症対策や終息後の復興プログラムの推進に関して、国際機関や産業界、各国政府における連携を強化し、観光産業の持続可能な回復を目指すことなどを盛り込んだ宣言に合意した。
G20 観光大臣会合は、2019年10月の日本開催(北海道倶知安町)で初めてG20の正式な閣僚会合になった。20年は、10月にサウジアラビで開催される予定。
写真=観光庁HPより