観光庁によれば、9月21日にブラジルのベレンで開催されたG20観光大臣会合で「ベレン宣言」が採択された。ベレン宣言では持続的な観光の促進において、観光の経済・社会・環境への影響に関する信頼性の高い、かつ比較可能な統合データを作成する重要性を指摘。「G20観光とSDGsダッシュボード」(ベストプラクティス集)の継続と活用の重要性についても触れた。
さらに技術開発と専門的研修への継続的な投資や、零細中小企業への投資、観光マネジメントの重要性についても宣言。議長報告として、持続可能な観光開発を推進する上での財政支援の強化の重要性と、金融機関だけでなく国際組織が財政支援を強化することが重要である旨を提言した。
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