Go Toトラベル事業の全国一律の停止延長は、新規予約、既存予約を問わず、年末年始の停止期間(12月28日~1月11日)に続いて、1月12日から2月7日までが対象期間となる。旅行・宿泊事業者に対する既存予約のキャンセル補填は、旅行・宿泊代金の35%相当額に決まった。
停止措置の延長で1月7日午後6時までに予約されていた商品のキャンセルは、12月14日~1月17日の期間、旅行予定者は無料でキャンセルが可能。すでに支払い済みのキャンセル料は返金を求めることができる。
既存予約のキャンセルを受けた旅行・宿泊事業者には、キャンセル料の発生の有無にかかわらず、旅行・宿泊代金の35%相当、1人泊当たり1万4千円を上限に事業予算から補填を行う。12月14日午前0時の時点で予約済みだったことが条件。ただ、2月1日以降の旅行・宿泊商品は、事業を適用した販売がまだ認められていない段階だったため、補填などの対象にはならない。
緊急事態宣言の発令に伴う停止措置の延長期間(1月12日~2月7日)中のキャンセル補填は、特別措置として手厚い支援が実施された年末年始(12月28日~1月11日)の代金の50%相当、上限2万円という設定とは異なっている。