エイチ・アイ・エス(HIS、本社:東京都港区)と鹿児島県は2023年2月3日、インバウンド観光の推進と観光消費拡大の促進にむけて、インバウンド観光推進に関する協定を締結したと発表した。鹿児島県がインバウンド観光推進に関する協定を締結するのは今回が初の事例。
鹿児島県は南北約600kmにわたる広大な県土を有し、温帯と亜熱帯に位置し一年を通して温暖な気候となっております。日本で初めて世界自然遺産に登録された屋久島や、一昨年新たに登録された奄美大島、徳之島などの雄大な自然と、温泉や歴史的な観光地も数多く、様々な体験をすることができる観光地としても有名で、また、食においても、日本を代表する和牛の名産地であり、海外でも評判の芋焼酎も日本一の生産量を誇っております。
このたびの本協定により、HISと鹿児島県は、インバウンド旅行者の誘致を強化項目とし、鹿児島県の豊かな観光素材と食の魅力を海外に発信し、海外における鹿児島県ブランド力の向上と国内外でのプロモーション、魅力ある誘客コンテンツの開発に関して相互連携と活動を推進いたします。
<本協定の目的>
HIS、鹿児島県が相互に連携を図り、地域のニーズに迅速かつ適切に対応し、インバウンド観光の推進を図り、観光消費拡大を促進してことを目的とします。
<連携事項>
(1) 鹿児島県のブランド力向上
(2) 海外におけるインバウンドプロモーションの展開
(3) 受け入れ環境の整備・誘客コンテンツの開発
(4) 観光人材育成
(5) チャーター便の誘致、インバウンドツアーの企画・販売
HISでは、観光案内所「原宿ツーリストインフォメーションセンター」(所在地:東京都渋谷区)にて「鹿児島県観光・特産展ブース」を常設しており、さらに、2月1日(水)~28日(火)の期間限定で、渋谷エリアの旗艦店であるHIS渋谷本店にて、インバウンド旅行者に向けて鹿児島県の 観光情報発信や特産品の販売及び鹿児島県の酒造メーカー様と連携したイベント開催を実施中です。本協定を締結することで更なる鹿児島県の魅力発信を強化していきたいと考えております。