i.JTB(今井敏行社長)は20日、JTBインターネット販売に協力する旅館・ホテルの経営者、ウェブ担当者ら千人を招いて、「感謝の夕べ2014」を東京のザ・プリンスパークタワー東京で開いた。表彰や講演、懇親会などが行われ、最優秀施設賞の大規模旅館部門には「ホテル浦島」が選ばれている。
最優秀施設賞はこのほか、旅館部門は、中規模が「サニーデリゾート」、小規模が「柊家別館」。ホテル部門では、大規模で「ホテル グランパシフィック LE DAIBA」、中規模で「天然温泉 花蛍の湯 ドーミーインPREMIUM京都駅前」、小規模で「横浜テクノタワーホテルファミール」を表彰した。
東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会の水野正人副理事長・専務理事が「東京大会招致活動と2020年以降の社会」と題して記念講演も行った。
JTBの田川博己社長は「長年の夢だったインターネットでの宿泊販売額1千億円を皆さまのおかげで達成することができた。これはJTBの宿泊販売全体の27%にあたる」とあいさつ。
今井i.JTB社長=写真=は「6年前に開いた第1回の感謝の夕べは事前申し込みが170人、当日参加者数が120人だったが、本日千人にご参加いただいた。13年度に1千億のネット宿泊販売を達成したが、これは楽天トラベル、じゃらんnetの3分の1程度で、やっと挑戦権を得たに過ぎない」と述べた。その上で「第3極勢力になるために、宿泊施設の皆さまと共に一層努力していきたい」と強調した。