IR(統合型リゾート)大手の米国ウィン・リゾーツは5日、今夏に東京・丸の内に日本事務所を設立すると発表した。
同社の日本法人、ウィン・リゾーツ・ディベロップメントのクリス・ゴードン社長は同日、東京都内で開いた記者会見で、日本国内へのIR進出計画について「(ウィン・リゾーツのIRの中で)世界最大のIR施設を作りたいと考えている。投資額は80~90億ドル、年間運営費は9億4千万~14億ドルになる」と述べた。
候補地については「東京、横浜、大阪などの大都市を中心に検討している」とした上で、「雇用や納税などで地元自治体に貢献したい」と意欲を示した。
ウィン・リゾーツは、ラスベガスにウィン&アンコール・ラスベガス(4750室)、マカオにウィン・マカオ(1008室)とウィン・パレス(1706室)などを運営。米国マサチューセッツ州には新施設「アンコール・ボストン・ハーバー」を現在建設している。
新設する日本事務所の住所は次の通り。
〒100―0005東京都千代田区丸の内3の2の3丸の内二重橋ビル21階。
日本法人のゴードン社長