![](https://i0.wp.com/www.kankokeizai.com/wp-content/uploads/430912.AFP03-2-scaled.jpg?resize=320%2C320&ssl=1)
優待施設連絡会の様子
日本自動車連盟(JAF)の東京支部は9月29日、2023年度のJAF東京支部会員優待施設連絡会を経団連会館(東京都千代田区)で開催した。宿泊施設、観光施設などの「優待施設」関係者が出席。コロナのため19年以来、4年ぶりの開催となった。
冒頭、登壇した東京支部事務所長の小川貴広氏は、JAF(本部)と東京支部はそれぞれ、設立60周年と55周年を迎えたことを紹介。8月時点のJAF会員数は全国約2031万人、東京約153万人になったことを報告した。運転免許保有者の4人に1人がJAF会員という。
同じく東京支部の会員事業課長、小林秀之氏による活動報告によると会員優待施設数は全国約4万7千カ所、東京約4800カ所で、全国4723万人以上、東京525万人以上の優待サービスの利用があったと述べた。
会員優待サービスとしてはJAFスマートフォンアプリによるクーポン配信がある。アプリは、「会員優待検索機能」や「デジタル会員証」を備えており600万件以上のダウンロード実績がある。ニーズや時期に合わせたクーポンを配信でき、アプリクーポン利用数は前年度に比べ約2倍に達している。
また、関東甲信越エリアの会員向けに月2回配信をするメールマガジンや、Ⅹ(旧Twitter)などを用いて、地域のお得な優待情報や、イベント情報を配信。併せて、優待施設、自治体と連携し、動画作成やイベントの開催などを通じて、「誘客のお手伝いを行っている」(小林氏)とした。
活動報告に続き、スキンブルラーニングス代表取締役で、劇団四季の主役を務めたこともある佐藤政樹氏による「感動を創造するチームの作り方」をテーマとした講演会や、出席者が情報交換を行う懇親会も開かれた。
優待施設連絡会の様子