日本自動車連盟(JAF)の茨城支部は7月6日、ひたちなか海浜鉄道・那珂湊駅でJAF会員向けに車庫見学会を開催する。那珂湊駅の車庫や車両などの普段見られない裏側を、ひたちなか海浜鉄道スタッフの解説を聞きながら見学できる。
ひたちなか海浜鉄道は、ひたちなか市と茨城交通が出資する第三セクター方式の鉄道事業者。勝田駅から阿字ヶ浦駅までの計11駅、14.4キロを運行している。
今回は東海旅客鉄道や東海交通事業で使われていた「キハ11」、昭和40年に帝国車両工業で製造され、リノリウムの床と車内冷房付きが特徴の「キハ205」、軽快DCと呼ばれる「キハ3710」の3車両を見学。駅舎や車両のレトロな雰囲気も楽しめる。車両や部品を間近で見たり、鉄道スタッフへ直接質問をしたりすることができる。
大人の参加者には「湊線1日フリー切符」が付く。沿線近くには国営ひたち海浜公園や那珂湊おさかな市場、アクアワールド茨城県大洗水族館などの観光名所があり、見学会後にフリー切符を使って巡ることができる。
昨年の車庫見学会の様子