日本航空(JAL)は10日、食を通して地域を応援するイベント「旅するメーカーズディナー」の第8弾を東京のフレンチレストラン「俺のフレンチ グランメゾン大手町」で行った。今回は熊本県の食をテーマに、同県の食材を使ったディナーを来場者に提供するとともに、人気キャラクター「くまモン」が観光など同県の魅力をアピールした。
天草大王地鶏、タチウオ、イシダイ、あか牛など、熊本県産の食材を使ったコース料理を提供。「天草大王地鶏は重さ3キロほどの大きな地鶏だが、大味にならず、うま味が感じられる」「阿蘇の草原で育ったあか牛は赤身のおいしさがポイント」と司会を務めたJALソリューション営業本部の岩出唯花さん、熊本支店長の西原口香織さんが来場者に説明した。
くまモンは店の入り口で来場者を迎えるとともに、ステージでパフォーマンスを披露。「僕のほっぺのように赤くて丸いトマト、お腹のように丸くて大きいスイカは生産量が全国ナンバーワン」「今日の料理がおいしいと思ったら、次は実際に熊本に来て」と愛らしい仕草でアピールしていた。
イベントはコロナ禍で旅行に出掛けられない首都圏の消費者らに食を通して旅の気分を味わってもらおうと2022年11月に初開催。第1弾の余市(北海道)を皮切りに、徳島、奄美(鹿児島県)など、毎回1カ所に焦点を当てて開催している。
くまモンのパフォーマンス(上)と同県食材を使った料理