地域に眠る食材PR
日本航空(JAL)とレストラン「俺のフレンチ」など飲食店を展開する俺の(東京都中央区)は11月21日、食を通じて地域への誘客を実現する取り組みを始めた。ディナーイベントを開催するなど、地域に眠る食材や産品をPRし、地域への興味関心の喚起、誘客のきっかけ作りを行う。
JALは、日本各地の食材を紹介することで関係人口を増やし、また販売することで食を通じた関係人口の増加を目指してきた。連携では、食を通じた地域への新たな人流を継続して生み出すため、「俺のフレンチ グランメゾン 大手町」(東京都千代田区)で、地域に眠る食材を活用したディナーイベント「旅するメーカーズディナー」を定期的に開催する。
ディナーイベントでは、同店舗の支配人で「第16回メートル・ド・セルヴィス杯全日本大会」受賞、「シャンパーニュ騎士団シュヴァリエ」に叙任され、ソムリエとしても評価が高い長谷川純一氏と共に、日本各地の食材と産品を軸にした食事を通じて地域の魅力を提供する。ディナーイベント開催後は、実際に地域を訪れ、食材や産品の魅力に直接触れられる特別なツアーを企画、実施する。
第1弾は、北海道経済連合会の後援で、北海道仁木町と余市町の厳選ワインや食材を提供するイベントが11月23日に行われた。