JAL、機内で世界最高のコーヒーサービス開始


日本航空(JAL)が機内サービスで提供する新しいコーヒーサービスを発表

日本航空(JAL)が機内サービスで提供する新しいコーヒーサービスを発表

 日本航空(JAL)は8月24日、同社が国内線、国際線の全便で1日から提供する新しいコーヒーサービス「JAL CAFE LINES(ジャル カフェ ラインズ)」を発表した。同社はフルサービスの航空会社として世界最高のサービスを提供することを方針に掲げており、機内サービスの強化の一環として打ち出した。多くの人が口にするコーヒーの味が利用者獲得につながるか、注目を集めそうだ。

 JALは年間、国内線で1千万杯、国際線で500万杯のコーヒーを無料で提供。同社のコーヒーへの顧客満足度が低かったことや、利用者アンケートで「お金を払ってでも飲みたいドリンク」として最も多かったのがプレミアムコーヒーであったことなどから、無料で出しているコーヒーの充実を図った。

 30年以上にわたり世界各地でコーヒー農園の開発と研究を行っている、川島良彰・MiCafeto(ミ・カフェート)代表取締役と、全日本コーヒー検定委員会コーヒー鑑定士講師でもある、石脇智広・石光商事研究開発室室長の協力を受け、コーヒー豆の選定やコーヒーの抽出、提供方法などを決めた。

 ジャル カフェ ラインズのラインアップは5種類。このうち4種類の希少なコーヒーを季節ごとに用意する最上級クラス「ジャル カフェ ラインズ ファースト クラス」は、国際線ファーストクラスで提供。コーヒープレスを使って1人ずつ抽出する。

 国内線は1日からファーストクラスで、季節ごとに厳選したコーヒー「ジャル カフェ ラインズ エグゼクティブ クラス」を提供。9月末までは全クラスで本格派アイスコーヒーを出す。クラスJ、普通席では先行して4月末から同サービスのの専用コーヒーを提供している。

 飛行時間の短い国内線はインスタントコーヒーだが、国際線では機内でコーヒーを抽出。入れてから30分経ったコーヒーは廃棄するなど、品質の保持にもこだわる。

 二宮秀生・執行役員路線統括本部マーケティング本部長は「『一杯のお飲みものにもおもてなしの心が宿る』というサービスポリシーの下、コーヒーを第1歩に今後も機内サービスの充実を図り、最高のサービスを提供していく」と語った。

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