日本航空と、ぴあデジタルコミュニケーションズ、マイスの3社は12日から、韓国、台湾、香港発東京行きの日本航空の機内で訪日外国人向けのフリーペーパー「JAL×ぴあ 日本達人」を配布する。ビジット・ジャパン・キャンペーンに呼応して始めるもので、東京近郊の観光情報などを紹介。3社では、日本での旅行を楽しんでもらえるような提案をすることでさらに訪日外客の拡大につなげたいと話している。
フリーペーパーは、日本へのリピーターが多い3カ国・地域の利用者に向け、韓国語と中国語(繁体字)の2カ国語で作製。韓国語が20万部、中国語が20万部の計40万部を用意した。キャビンアテンダントの案内後、希望する人に配布する。期間は6月30日まで。
創刊号では、銀座、日本橋、八重洲などを特集。東京郊外で人気の高い観光エリアのほか、話題の最新ショップ、老舗店舗などの情報を掲載。同誌を提示すれば47店舗で10%割引やドリンクのサービス、オリジナルグッズのプレゼントなどの特典が受けられるクーポンも付けた。
東京滞在中に少し足を延ばせば楽しめる箱根の情報も紹介している。
3社では期間終了以降も年2回の定期発行を予定。次号は夏頃に発行する方針。