日本航空(JAL)とAmadeus IT Group(本社=スペイン、アマデウス)は2日、戦略的パートナーシップの締結を発表した。JALは、国内の旅行会社に対して国際線を予約する際に、アマデウスが提供するGDSシステム「Amadeus Selling Platform Connect」(セルコネクト)を推奨する。現在、JALが推奨しているGDSシステム「AXESS」を運営する、JALグループのアクセス国際ネットワークの営業は2021年3月31日で終了する。高品質なサービス提供と利便性の向上を目指す。
セルコネクトの利用では、JALが導入している旅客サービスシステム「Amadeus Altea」(アマデウス アルテア)とリアルタイムで正確で効率的に予約情報が共有されることとなり、スムーズな案内を可能にする。
「アクセス国際ネットワークが展開しているJAL国内線用の予約端末は、21年4月以降は別の手段で提供する。操作方法に変更は生じない予定だ」とJAL。
調印式の様子