JALグループは5日、同社の販売会社であるジャルセールス(上川裕秀社長)、ジャルセールス北海道(藤田克己社長)、ジャルセールス西日本(山口栄一社長)、ジャルセールス九州(大脇正人社長)の4社を合併することを決めた。各社のノウハウを集約するとともに効率化を進め、継続的に利益を出せる営業体制の構築を目指す。
ジャルセールスを存続会社に、同北海道、西日本、九州の3社を吸収合併し、同グループの商品販売を全国一元的に担う販売戦略会社とする考え。
合併予定日は10月1日。
現時点で人員削減や支店閉鎖の予定はないが、人員については今後必要に応じて削減など検討する。
各社の09年度の売上高と社員数は、ジャルセールスが510億4600万円、521人、同北海道が98億1500万円、133人、同西日本が124億2100万円、191人、同九州が172億2500万円、133人。