JAL、電動シーグライダーの社会実装に向けてRegent Craftと提携


 JALは10月6日、電動シーグライダーの社会実装に向けてRegent Craftと提携したと発表した。

 日本航空株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:赤坂祐二、以下「JAL」)とREGENT Craft Inc.(本社:アメリカ、CEO:Billy Thalheimer、以下「REGENT」)は、人々が安全・快適に移動でき、また、交通渋滞の解消やゼロエミッションの実現など、現在の交通課題の解決が期待されるネクストモビリティとして、REGENTの開発する電動シーグライダーの社会実装に向けた包括連携協定を締結しました。
REGENTの開発するシーグライダー(*)は、翼と水面の間に閉じ込められた空気のクッション”Ground Effect (地面効果)”により水上数メートル上を飛行する地面効果翼機の一つで、その利便性や、完全電動によるゼロエミッションを実現することが注目されています。
(*)参考動画:https://www.regentcraft.com/video/regent-seaglider-achieves-first-flight

当社のCVCである「JAL Innovation Fund」から出資もしており、このの協定の締結により事業開発のさらなる深化を目指します。また、機体の販売代理店としての機能は株式会社JALUX(所在地:東京都港区、代表取締役社長:髙濱悟、以下「JALUX」)が担います。

 

電動シーグライダーによる移動の実現により、環境に負荷をかけない新たな移動手段・新たなマーケット開発 などさらに可能性が広がります。

この新たなサービスを提供するには、安全性や信頼性の確認が必要になります。JALとREGENTは誰もが安全かつ快適に移動できる世界を作るという共通理念のもと、JALがこれまで培ってきた安全運航に関わるノウハウと、電動シーグライダーの開発を進めるRegentの技術力により、ネクストモビリティである電動 シーグライダーの社会実装を目指してまいります。

【両社による提携の概要】
電動シーグライダーの安全運航に向けた制度や体制の検討
電動シーグライダーの実証飛行に向けたインフラ整備等準備に関する検討
電動シーグライダーの認証取得に関する連携・協力
電動シーグライダーの販売代理店としての連携(JALUX)

以上

■REGENT Craft社について (https://www.regentcraft.com/)
2020年設立の電動Seagliderを開発・製造する米国ベンチャー企業(当社シリコンバレーCVCにて2022年に出資)。港湾回りを含めた新規モビリティ事業のポテンシャルを追求。開発船体は水上数メートルを飛行し高いエネルギー効率と安全性を両立すると共に、電動化でゼロエミッションを実現している。

 
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