日本航空(JAL)はこのほど、JobRainbow社が主催するダイバーシティ&インクルージョン(D&Ⅰ)に取り組む企業を認定・表彰する日本最大のアワード「D&I AWARD2024」において、4年連続となる最高評価の「ベストワークプレイス」に認定されたと発表した。従業員数3001人以上の企業を対象とした「D&Ⅰ AWARD賞」も受賞し、ダブル受賞を達成した。
同アワードの認定基準は、「ジェンダーギャップ」「LGBTQ+」「障がい」「多文化共生」「育児・介護」の5項目から算出したダイバーシティスコアをもとに、四つのランクごとに認定。認定企業の中でもスコアが高く、他の企業のロールモデルとなるような特筆すべき取り組みを行う企業には、企業規模や特性に応じた5部門で「D&Ⅰ AWARD大賞」「D&Ⅰ AWARD賞」が贈られる。
同社はDEI(Diversity=多様性、Equity=公平性、Inclusion=包括性)を経営戦略の重要な柱と位置付け、女性以外の多様性受容含めて継続的に取り組んでいることが評価された。
具体的には、職種におけるジェンダーギャップの改善や、旅客機内および空港の英語アナウンスをジェンダーニュートラルな表現へ変更、障がいのある社員の就労領域を段階的に拡大などが評価につながった。