JALグループとANAホールディングスはこのほど、2025年3月期第2四半期決算(24年4月1日~9月30日)を発表した。両社とも航空事業、非航空事業ともにおおむね好調で、売上高は前年同期比10%増となった。
■JALは増収減益
JALは、売上高が前年同期比9・9%増の9018億円、EBIT(利息、税引き前利益)が同6.1%減の856億円。純利益は同19.1%減の498億円。
売上収益のうち、フルサービスキャリアの国内旅客の売上高は同2.0%増の2804億円、有償旅客数は1.4%減の1729万人。イールドは回復しているものの、観光需要が想定よりも伸びず、前年同期比微増にとどまったが、各種キャンペーンは順調で、下期の収入は当初の想定通りに推移する見込み。
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