宿泊施設関連協会(=JARC、林悦男理事長)は2月26日、賀詞交歓会を東京都千代田区のKKRホテル東京で開いた。会員企業、宿泊施設、来賓など約200人が出席した。
1月にJARC会長に就任した本保芳明氏(観光庁初代長官)は、やはり代表を務める国連世界観光機関駐日事務所本部(奈良市)からオンラインで参加。「日本の宿泊業界のイノベーションを支える組織として共に前進していきましょう」と呼びかけた。
基調講演には、JARC常任理事でもあるサクラクオリティマネジメント代表取締役の北村剛史氏が登壇。「宿泊施設のSDGs最前線 その正確な知識が観光宿泊業界を力強く後押しする」と題して、持続可能な観光を推進するために必要な認証プログラム「サクラクオリティグリーン」の概要や意義などについて説明した。
サクラクオリティグリーンは米国のグローバル・サスティナブル・ツーリズム協議会(GSTC)から国際基準としての承認を受けたプログラム。サクラクオリティマネジメントは昨年秋から日本航空と連携し、日本国内でのさらなる普及に努めている。
サクラクオリティの北村代表