日本旅行業協会(JATA)は、「ユニバーサルツーリズム推進セミナー」を30日から全国6カ所で開催する。ユニバーサルサービスやバリアフリーの機運が高まるなか、障害者差別解消法の理解と実践に向けて、誰もが旅を楽しめる「ユニバーサルツーリズム」の普及を目指す。
会員会社向け相談窓口に寄せられた事例を通じて、旅行会社に求められる対応ポイントや実践方法を紹介。全日本空輸(ANA)の協力を得て、ANAから講師を迎え、実際に空港や機内で使用される車イスなどを紹介しながら、航空機利用に際しての留意点などを解説してもらう。
プログラム内容は、「障害者差別解消法について」(講師=JATAユニバーサルツーリズム推進部会)、「お客さま対応事例について」(講師=同)、「航空会社のユニバーサルサービス」(講師=ANA「おからだの不自由な方の相談デスク」)、質疑応答。東京会場では空港内のユニバーサルサービス見学も可能。
日時、会場は次の通り。
東京=10月30日(午前、午後の2回)、羽田空港第2ターミナルANA会議室
福岡=11月14日(午前、午後の2回)、天神クリスタルビル
札幌=12月5日、北海道経済センター
松山=19年1月17日、二番町ホール
大阪=19年1月25日(午前、午後の2回)、エル・おおさか
那覇=19年2月8日、沖縄県青年会館
参加対象はJATA、全国旅行業協会(ANTA)、日本添乗サービス協会(TCSA)の会員会社社員など。参加費は無料。