日本旅行業協会(JATA)は1月15日、ホームページ(HP)に祝日の意義を解説したバナーを設置した。「海の日」をハッピーマンデーから7月20日に戻そうとする国会議員らは祝日の本来の意義への理解が薄れていると主張する。海の日を含め、ハッピーマンデーとなる「成人の日」「敬老の日」「体育の日」の意義などを人々に深く理解してもらうのが狙い。
ハッピーマンデー(祝日三連休化)は、国民が旅行をはじめ余暇活動を楽しむ機会を拡大し、豊かでゆとりある生活を実現するために設けられた制度。海の日固定化の動きに対してJATAでは、新たな観光需要の喚起につながるハッピーマンデーの継続を訴える。
JATA会員会社にもバナー設置などを呼び掛けている。海の日については、ロゴも作成し、パンフレットなどに掲載してもらう考えだ。