全日本シティホテル連盟(JCHA、不川智詞会長代行)は20、21日、「2012ホテル経営者セミナー」を東京都千代田区のお茶の水ホテルジュラクで開いた。テーマは「ストーリーとしての競争戦略」。2日間にわたるハードスケジュールで経営の理論と実践を学んだ。
JCHA会員を中心にして全国から約60人のホテル経営者が参加。開会にあたって不川会長代行=写真=は、座右の銘とする「生かされて生きてきた。生かされて生きている。生かされてこれからも生きていく」の言葉を紹介し、「いろいろな関係のなかで人間は生きている、生かされている。理論と実践テクニックを学んで、自分のホテルの生き残りのためにがんばってほしい」と激励した。
初日は、一橋大学大学院教授の楠木建氏による基調講演や、「客室販売」「IT活用」などの対策を考える分科会を実施。翌日はインバウンド戦略を討論するパネルディスカッションなどを行った。