わが国最大の広告会社ネットワークを持つ一般社団法人日本地域広告会社協会（ＪＬＡＡ、理事長・後藤一俊中広会長、会員65社）はこのほど、第6回「ＪＬＡＡ地方創生アワード」の受賞者を発表した。
対象は、会員会社が地方創生の分野で関わった、地方自治体および関連団体が主管する事業で、昨年1年間で実施されたもの。18社がエントリーし、審査の結果、最優秀賞6事業、優秀賞6事業を選んだ。
最優秀賞は、▽茨城県龍ヶ崎市▽石川県小松市▽舞鶴引揚記念館（京都府舞鶴市）▽岡山県真庭市▽同井原市▽福岡県宗像市―が受賞。
このうち、小松市の事業は「北陸新幹線小松駅開業と小松市の魅力を全国へ発信！ポムポムプリンとのコラボレーションＰＲプロジェクト」。サンリオの人気キャラクター、ポムポムプリンが市民の地元愛を巻き込み、さらに「口ずさみたくなる歌とダンス」を使ったことで、市民がプロジェクトに関心を示し、市の魅力発信に勢いがついた。
審査員の1人は「サンリオのキラーコンテンツと地元のコラボによって、小松のバラエティに富んだ見どころが伝わってきた」と高く評価した。
このほか、優秀賞は▽北海道地域創生局地域政策課▽北海道余市町▽飛騨ブランド物産展▽ジビエ・唐辛子普及啓発実行委員会（岐阜県児童虐待対策グループ）▽愛知県児童虐待対策グループ▽倉敷ファッションフロンティア実行委員会―が受賞した。
