日本政府観光局(JNTO)は12月16日、ロシア・モスクワに海外事務所を開設した。JNTOとして15番目の海外事務所。所長には本蔵愛里氏が就任。市場分析やプロモーションに取り組み、ロシアから訪日旅行を促進する。
ロシアからの2015年の訪日旅行者数は約5万4千人だが、欧州最大の人口約1億4千万人を有する潜在性の高い市場だけに、今後の訪日需要の拡大が期待されている。
JNTOではモスクワ事務所のほか、インド・デリー事務所、フィリピン・マニラ事務所、ベトナム・ハノイ事務所、マレーシア・クアラルンプール事務所、イタリア・ローマ事務所、スペイン・マドリード事務所の開設準備を進めている。