日本政府観光局(JNTO)は7日、10日から3日間、米フロリダ州で開かれる北米有数のレース用自動車部品展示会に初めて参加し、日本パビリオン内で訪日旅行をPRすると発表した。
この展示会は、「Performing Racing Industry(PRI)Trade Show」で、JNTOによると自動車技術者やレース愛好者など約4万人が来場する。
日本パビリオンは日本の優れたレーシング用部品技術を紹介する目的で日本貿易振興会(JETRO)と部品メーカーが共同で運営する。
JNTOはパビリオン内に設けられた観光ブースで、観光庁が制作しCNNで放映されたコマーシャル映像や、DVDの上映などを行い、日本の魅力を伝える。「レーシングカー3台が展示される予定で、うち1台は2月に開催された米国最大の自動車レースの開幕戦で走行した『YOKOSO!JAPAN TOYOTA』のマシン」(海外プロモーション部)という。
展示会参加についてJNTOは、(1)同州は富裕層が多く住む地域(2)ビジット・ジャパン・イヤー(VJY)と位置付けている2010年直前に開かれことから、VJYと観光魅力をアピールする絶好の機会──と話している。