観光庁は、訪日外国人旅行者の誘客強化に向けて、日本政府観光局(JNTO)の海外拠点として新たな事務所を設置する。相手国、現地の調整が順調に進めば、2019年中に中国の広州、20年度にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ、メキシコのメキシコシティに開設する。
重点市場に追加する中東地域のドバイ事務所、中南米エリアで初となるメキシコシティ事務所に加えて、北京、上海に続く中国本土で3番目の海外事務所として広州に事務所を置き、現地情報の収集、分析や誘客に向けたプロモーションを強化する。
JNTO海外事務所は現在、19カ国・地域に21カ所が開設されている。