中国本土3ヵ所目の拠点
日本政府観光局(JNTO)は12月19日、22カ所目の海外事務所として中国広東省の広州市に広州事務所を開設した。中国本土では、北京、上海に続き3カ所目。経済発展が進む広東省をはじめ華南地域からの訪日旅行の拡大を目指す。
広州事務所は、これまで北京、上海、香港の各事務所が管轄していた地域のうち、広東省、福建省、湖南省、広西チワン族自治区、海南省を担当。仮オフィスを広州市中心部に開設し、3月をめどに本オフィスで業務を行う。
広州事務所長には中山友景氏が就任。12月19日には日本観光促進セミナーと事務所開所式を広州市内のホテルで開いた。
広州事務所の開設に伴い上海事務所の管轄は、上海市、江蘇省、浙江省、安徽省、江西省、重慶市、四川省、貴州省、雲南省。北京事務所の管轄は、上海、広州の両事務所の管轄以外の地域となる。
JNTOでは、中東のドバイ(アラブ首長国連邦)、メキシコのメキシコシティへの事務所開設も準備している。