
東京では商談会が開かれた
16ヵ国40社招請 国内9コースに案内
日本政府観光局(JNTO)は、高付加価値旅行者向けのプロモーションの一環として、ラグジュアリー旅行を取り扱う欧米豪、中東地域16カ国の旅行会社40社を日本に招請した。地方への誘客につなげようと、全国9コースのファムトリップを実施し、地域の自然や文化を視察・体験してもらった。国内事業者との商談会「ジャパン・ラグジュアリー・ショーケース2025」も東京都内で開催した。
ファムトリップは2月16~19日に、観光庁の「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり」のモデル観光地を中心とする9コースで実施。3泊4日の行程でスノーアクティビティや伝統工芸などを体験してもらった。コースは(1)日光・八幡平(2)北陸(3)松本・高山(4)伊勢志摩(5)奈良・和歌山(6)せとうち(7)雲仙・阿蘇(8)沖縄(9)ゴールデンルート。
日光・八幡平コースは、「将軍の歴史文化と知る人ぞ知るパウダースノーを体感する旅」がテーマで、カナダ、米国、メキシコ、英国、カタールの旅行会社が参加した。日光東照宮の拝観では、「将軍着座の間」での特別祈祷を体験。八幡平ではスノーシューツアーやスキーを体験した。宿泊先は、ザ・リッツ・カールトン日光、ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート。
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