国際観光振興機構(JNTO)の間宮忠敏理事長=写真=は15日の会見で、日本経団連などがVJC事務局との一元化を提言していることについて、「(インバウンドについては)国土交通省とVJC実施本部、JNTOの3社でやってきた。今後は個人的な意見だが、センターラインをきっちりするのが必要。諸外国の例を見ても政府観光局を立ててしっかりやっている。合理化するのも含め一本化するのが良い」という認識を示した。
また、10年に訪日外客数1千万人達成に向けては「昨年は9%強の伸びだった。今後の4年間は8%強の伸びがあれば達成すると思うが楽観してはいけない」と述べ、「今年と来年の2年間で、10年までに効果が現れるよう、マーケティングやセールス活動を強化していく」と決意を示した。