日本政府観光局(JNTO)、東北6県や関係団体でつくる実行委員会は9~11日、東日本大震災に際して東北を支援した台湾に感謝を伝え、復興への姿を示すため、東北地方の観光をPRする消費者向けイベントを台北市で行う。東北の観光関係者約250人が訪台する予定。
イベント名は「日本東北遊楽日2016だいすき とうほく」。実行委員会は、東北観光推進機構、日本観光振興協会東北支部、国土交通省東北運輸局、東北6県で構成する「日本東北六県感謝祭実行委員会」。
イベントは、週末になると多くの市民でにぎわう華山1914文化創意産業園区が会場。ステージでの芸能の披露、観光PRブースの出展、特産品の試飲・試食などで東北の魅力をアピールする。
消費者向けイベントに合わせて、現地の旅行会社を対象とした「東北プロモーションin台湾2016」を7日に台中市、8日に台北市で開催。主催は東北ブロック広域観光事業推進協議会。現地の旅行会社100人程度との商談を通じて、東北を訪れる旅行商品の造成、販売を促進する。