JRホテルグループ(会長・里見雅行日本ホテル社長)は22日、「第17回JRホテルグループ料理コンテスト」を実施した。若手料理人たちが全国の23ホテルから参加し、料理の腕を競い合った。ホテルグランヴィア京都「ビュー&ダイニング コトシエール」の高岡敏輔氏が「天草養鯛のパイ包み焼 シードルソース カルヴァドスの香り」で優勝した。
コンテストは、東京都豊島区の後藤学園武蔵野調理専門学校で、表彰式はホテルメトロポリタンで行った。里見社長は、表彰式の冒頭あいさつで「ホテルとして尊敬され、評価されるには料理が非常に大事だ。JRグループのホテルはどこも料理がおいしくて楽しめると世の中から言われるように、これからも研さんを積んでほしい」と語った。
「指定された主材料(天草養鯛)と副材料を使ったオリジナル西洋料理(温製)」を課題に、40歳以下の社員23人が2時間の制限時間の中で調理。試食審査で受けた「味」「独創性・アイデア」「盛り付け」「素材の活かし方」「料理の完成度」の評価点と、技術審査で受けた「調理技術」「作業の進め方」「経済効率」「盛り付け」「衛生知識(制服、手洗い、爪・髪、材料洗い、まな板洗い)」の評価点を合計し、順位を決めた。
優勝、準優勝、3・4・5位、デザイン賞、技術賞、特別賞に選ばれた8人が里見会長から表彰を受けた。
JRホテルグループは、JR各社、関連会社が出資するホテルで構成する。会員ホテル数は22社・67ホテルで、総客室数は1万4423室。
コンテスト参加者ら