JR北海道グループは4月28日、2021年度通期決算(21年4月1日~22年3月31日)を発表した。北海道の需要喚起策の活用やコスト削減などをグループ全体で取り組むも、コロナ禍の影響を引き続き大きく受け、純損失は10億円(前期は410億円の赤字)となり、前期から赤字幅を大きく圧縮した。
売上高は前期比1・4%減の1103億円、営業損失は727億円(同805億円の赤字)、経常損失は80億円(同446億円の赤字)となった。
運輸業は、鉄道収入の増加に加え、乗り合いバスの利用がやや回復し、増収増益となった。
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