JR東日本新潟支社は9月1日から、観光庁の認定する「観光圏」と連携したきっぷをJRグループとして初めて発売する。「このきっぷを使って観光圏をじっくりと巡り、各地の素晴らしさを感じてほしい」と同支社。
発売するのは「雪国観光圏パス」と「きらきら羽越観光圏パス」の2種類。
雪国観光圏は新潟県魚沼地方から群馬、長野両県境をまたぐ3県7市町村で構成される。パスはこのエリアを周遊できる鉄道とバス路線をセットにした。連続2日間有効で、八海山や谷川岳のロープウエーが割安価格で乗れたり、参画観光施設を自由に巡ることができる共通入場券「スノーカントリーパス」(定価2千円)を100円引きで購入できる特典を付けている。
また、きらきら羽越観光圏は秋田、山形、新潟の3県10市町村で構成。雪国観光圏パスと同様、鉄道とバスをセットにしており、観光圏推進協議会発行の無料優待クーポン冊子「きらきらパスポート」を、一部の駅改札口で配布するのが特徴。