JR東日本ホテルズは14日、プラスチック製品の削減に取り組むと発表した。
1.プラスチック製ストローの廃止
プラスチックストローの使用を取りやめるとともに、ストローの使用を可能な限り控え、お客さまのご要望に応じて提供する場合は、紙や生分解性※素材などを使用したストローへ2019年度末を目途に順次置き換えていきます。
※生分解性・・・木綿のように微生物の働きによって分解され、最終的には二酸化炭素と水までに分解される性質をもちます。
2.プラスチック製レジ袋の廃止
プラスチック製レジ袋の使用を取りやめ、バイオマス※プラスチック製や紙袋等に2019年度末を目途に順次置き換えていきます。
※バイオマス…再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの(トウモロコシやサトウキビなど)
3.お客さまへのご案内
SDGs達成に向けたJR東日本グループの「プラスチックの削減」の取り組みである「なくそうプラゴミ」ポスターやPOPの掲出等を通じて、 プラスチック製品の削減に ついてお客さまへご案内を行っていきます。
その他のプラスチック製品についても、順次取り組んでまいります。
参考資料
1.使用実績
プラスチック製ストロー 2018年度実績:約49万本
プラスチック製レジ袋 2018年度実績:約10万枚
2.対象ホテル
・JR東日本ホテルズで宴会場、直営レストラン&バー・ラウンジ、直営物販店のある13ホテル
※直営物販店…レジ袋使用店舗。フロントの物販販売を含む。
【持続可能な開発目標(SDGs)とは】
持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは開発途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。(引用:外務省ホームページより)