JR東日本ホテルズは21日、台湾最大のホテルチェーン「福華大飯店 ハワードホテルズ・リゾーツ・スイーツ」と営業提携契約を締結した。
【営業提携の背景・目的】
現在、JR東日本グループとして東日本を中心に営業基盤のあるホテルチェーン「JR東日本ホテルズ」では、台湾におけるブランド認知の向上と、益々活発化する台湾インバウンドビジネスの取り込みを積極的に行っております。
また、台湾における主要ホテルチェーンである「ハワードホテルズ・リゾーツ・スイーツ」は、益々競争が激化する市場状況の中で、日本におけるブランド認知向上と、より多くの日本人のお客さまにご利用いただくことを目指しております。
この度、両社が相互に持つ事業拠点、営業拠点を最大限に活用し、それぞれの市場でお互いのホテルブランド認知を行い、双方向の利用促進を図ることを目的として、広範な分野で営業提携することとなりました。
■日本ホテル株式会社 代表取締役社長 里見 雅行のコメント
「JR東日本ホテルズでは今年度よりメトロポリタンホテルズとJR東日本ホテルメッツのブランドコンセプトをリニューアルし、お客さまにご支持いただけるホテルチェーンであるための取り組みを強化しています。その中で海外戦略、特にインバウンドもアウトバウンドも活況な台湾へのアプローチは不可欠な戦略です。「ハワードホテルズ・リゾーツ・スイーツ」は以前よりJR東日本グループとも良好な関係を築いている、信頼できるホテルチェーンであり、これを機に互いの持つ強みを活かしながら双方のマーケットにパートナーとしてアプローチできると期待しています。」
■ハワードホテルズ・リゾーツ・スイーツ 廖慧明 董事長のコメント
「ハワードホテルズ・リゾーツ・スイーツではお客さまの利便性、満足度向上の為、ホテルチェーンとしての体制作りを強化しております。「JR東日本ホテルズ」との提携により、日本市場におけるブランド認知を図り、当社の会員や取引先の皆さまに対しては、日本へのご旅行、ご出張の際に、安心してご利用いただけるホテルとしてご案内することが可能となります。パートナーであるJR東日本ホテルズから多くを学び、吸収し、今後さらに成長していきたいと思います。」
【ハワードホテルズ・リゾーツ・スイーツについて】
台湾国内にシティホテル・リゾートホテルとしての「ハワードプラザホテル」、宿泊特化型ホテルとしての「オレンジ・ホテル」、「フォルテ・ホテル」の2ブランドで20ホテル、総客室数約3,500室を経営・運営する台湾最大のホテルチェーンです。また本年5月には山形県との提携関係から「山形」を冠する温泉リゾートホテルが宜蘭県に開業しました。
ホームページ http://www.howard-hotels.com.tw/jp/
【JR東日本ホテルズについて】
東日本旅客鉄道株式会社及びグループ会社が運営する47ホテルに、アソシエイトホテルのホテルニューグランドを加えたホテルチェーンとなります。
100年超の歴史を継承する名門ホテル「東京ステーションホテル」や、地域に根差しその土地の上質な息吹を体感できる「メトロポリタンホテルズ」、飾らない上質をテーマにお客さまのストレスフリーを追求する「JR東日本ホテルメッツ」を中心に、ホテル ファミリーオ・フォルクローロ、ホテルドリームゲート舞浜、ホテルニューグランドを加えた6ブランドにより、現在48ホテル7,216室(2018年10月31日現在)を展開しております。
2019年2月開業予定のJR東日本ホテルメッツ 札幌(仮称)をはじめ、新木場や秋葉原、鎌倉、川崎など各地にて新規開業を予定しており、今後より一層お客さまに選ばれるホテルチェーンを目指します。
ホームページ https://www.jre-hotels.jp/