JR西日本とJR九州は7月23日、10年度末に営業運転を開始する山陽・九州新幹線直通用車両のインテリアデザインを発表した。日本の伝統文化が色濃く残る関西圏と九州圏を結ぶ新しい新幹線として、デザインコンセプトは日本の美しさ、力強さ、りりしさを表す「凛」をキーワードとした。
全体的に和風のイメージで、ひじ掛けやテーブルは木目調とした。グリーン席にはふくらはぎをのせて足を伸ばせる「レッグレスト」を東海道・山陽新幹線で初めて採用した。
指定席は700系ひかりレールスターの2&2サルーンシートの座り心地を向上し、新リクライニング機構を開発した。子ども連れの乗客のため、跳ね上げ可能な肘掛を採用する。
グリーン席のイメージ