JR西日本は8日、上海代表処設立15周年記念イベントを上海市の上海龍之夢万麗酒店で開いた。台風などの災害があった西日本エリアの観光地やアクセスが通常通り営業していることを現地の関係者に伝えるとともに、エリアの魅力ある観光素材や取り組みを紹介した。
日本からは、西日本エリアの観光に携わる企業や団体、JR西日本グループ会社が参加。中国からは、政府関係者や旅行会社、航空会社、在日本政府機関、自治体、企業が参加。計215人(日本側105人、中国側110人)が集まった。
商談会、観光素材説明会、意見交換会の3部構成。観光素材説明会では神戸国際大学の毛丹青教授が講演。DMO(関西観光本部、せとうち観光推進機構、山陰インバウンド機構)と関西エアポート、JR西日本が地域の観光素材をPRした。
意見交換会ではJR西日本の来島達夫社長があいさつに立ち「これからも多くの人に西日本エリアを訪れていただきたい。日中の交流の輪を広げるために、多言語対応の充実、とりわけ中国語での案内や、Wi―Fiの整備、自治体と連携した情報発信などを努力していきたい」と述べた。
商談会