海外の旅行会社と商談会
JR西日本はこのほど、せとうちエリア観光誘客会議をホテルグランヴィア岡山(岡山市北区)で開催。海外旅行会社など9市場11社が参加した。今回で2回目。
同社の室博営業本部長は「当社は関西にとどまらず、西日本広域への外国人客誘致を目指している。瀬戸内エリアへの誘客に、さらに力を入れたい。電子チケット化も行い、きっぷと観光商品のセットを海外のウェブサイトを通じて発売している。(増売へ)皆さまの協力をお願いしたい」と述べた。
会議は訪日外国人旅行者の瀬戸内エリアでの周遊促進を目的に、岡山、広島、山口各県、せとうち観光推進機構と連携して実施。東アジアと東南アジアを対象に、BtoBプロモーションとして実施している。
今回はJR西日本との提携が決まった中国最大のEC事業を手掛けるアリババグループや、香港の旅行アクティビティ予約サイトも参加。誘致への取り組みを強化している。
同社はこのほか、新幹線拠点駅からのバスと組み合わせた着地型旅行商品の造成、対象市場の旅行志向を把握するためのデジタルマーケティングに取り組んでいる。
商談会の様子