JR四国は来年3月まで、徳島県西部の2市2町(三好市、美馬市、東みよし市、つるぎ町)で構成する「にし阿波観光圏」の着地型旅行商品を発売する。同観光圏は、08年10月に国土交通省から観光圏整備地域に認定された。商品は、同観光圏内の宿泊施設が特例として販売を認められた着地型旅行商品をベースに、JR四国とにし阿波観光圏協議会が共同で、観光タクシープランや食事、入浴プランなどとして新たに造成した。
大歩危峡観光遊覧船、祖谷のかずら橋など、大歩危、祖谷地区の主要な観光施設がセットになった「にし阿波観光圏共通手形」(大人2千円、小人1千円、利用開始日から2日間有効)や大歩危駅から武家屋敷喜多家などをめぐる観光タクシープラン「秘境の里めぐりコース」(3時間、1台13000円)、祖谷のかずら橋の通行と食事、入浴がセットになったプランなどを設定した。
利用できる宿泊施設は、和の宿ホテル祖谷温泉、新祖谷温泉ホテルかずら橋、ホテル秘境の湯、峡谷の湯宿大歩危峡まんなか、ホテルサンリバー大歩危、いやしの温泉郷。いやしの温泉郷は、奥祖谷二重かずら橋とのセットとなる。
詳しくは、JR四国営業部商品企画課(TEL087・825・1646)。
リーフレット