JR東日本は10日、ガイアックス(東京都千代田区)と連携し、山手線沿線で町の魅力的な体験を提供するサービス「山手線の暮らしを旅しよう」を開始した。ガイアックスが運営する地域体験のマッチングプラットフォーム「TABICA(たびか)」を活用し、山手沿線での体験を提供。山手線を起点に街の個性を引き出し、街や人が有機的につながる豊かな都市空間「東京感動線」の実現を目指す。
サービスは、TABICAに設けられた特設サイト「東京感動線×TABICA 山手線の暮らしを旅しよう」で、一般の体験提供者が少人数の利用者に対して街歩き体験やワークショップを有料で提供するもの。(1)池袋駅発、森の案内人と巡る、都心の大ターミナル駅を囲む自然探索(2)日暮里駅発、縁側愛好家と巡る古民家が多く残る谷中古民家ツアー(3)渋谷駅発、元渋谷区郷土博物館・文化館館長と巡る渋谷の今昔を感じる街歩き―などの旅を提供している。
体験提供者への登録は特設サイトからできる。また、同取り組みの説明会も東京都内で実施している。
東京感動線は、JR東日本が掲げる「駅と駅、駅とまち、人とまち、人と人のつながりを創り出し、心豊かな都市生活空間の創造」を目的とした、まちづくりのキーワード。
「東京感動線×TABICA」特設サイト